Suicaの利用履歴データを活用した旅費精算の有償サービスの提供(コンカー/JR東日本)

2021年9月24日17:30

コンカーとJR東日本は、JR東日本が提供するSuicaの利用履歴データを活用し、コンカーのユーザー企業を対象にした旅費精算の有償サービスの提供を開始すると発表した。

鉄道やバスをSuicaで利用いただくと、最短で乗車翌日にはSuicaの利用履歴データが「Concur Expense」に自動で連携される。これにより、「Concur Expense」を使う企業が旅費精算を行う時、入力業務負荷の削減、承認者や経理部門によるチェックの負担が大幅に軽減する。また、タクシーなどを利用した際のSuica利用履歴データを「デジタル明細」として利用できるため、領収書やレシートの受領が不要になり、立替経費精算において紙を削減することが可能になる。

Suicaデータサーバーと「Concur Expense」 連携イメージ(コンカー/JR東日本)

なお、サービスは2021年10月以降準備が整い次第、順次提供開始する予定だという。サービスの対象となるSuicaは、My Suica(記名式)(一部対象外あり)、モバイルSuicaとなる。連携の対象となるデータは、Suicaで利用した鉄道、バス、タクシーなどの利用履歴(定期券区間の乗車履歴、その他物販履歴を除く)となっている。

2019年8月よりコンカーのユーザー企業様を対象に実証実験を開始したが、このほど、Suicaの利用履歴データを、コンカーの経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と連携し、有償オプションサービスとして、コンカーのユーザー企業に向けて提供する。

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ペイメントナビ編集部

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