2021年12月20日17:39
JR東日本と西武ホールディングス(西武 HD)は、2020年12月に包括的連携を行い、新たなライフスタイルの創造と地方創生に向けて取り組みを進めているが、2022年1月15日~2022年3月31日まで、まちづくりに向けた長期的な連携の一環として、長野県北佐久郡軽井沢町において、自治体や交通・観光事業者などの協力を得ながら、地域・観光型 MaaS 「回遊軽井沢」を展開すると発表した。
「回遊軽井沢」は、オンデマンド交通と各種電子チケット(交通・飲食物販など)により、観光地やスーパー、公共施設、学校などの場所をつなぎ、観光客に加え、で地域の人々の生活における移動もスマートフォンひとつで利用可能だという。
具体的には、軽井沢町発となるオンデマンド交通の予約・決済を実施。料金は、1人 1回 300円(おとな・こども同額)。また、交通電子チケット(フリーパス・バスなど)の購入・利用、加盟店や軽井沢エリアの西武グループ施設で利用可能なエキトマチケットの購入・利用が可能だ。
「回遊軽井沢」は Web サイトにアクセスして会員登録することで利用できる。支払い時は、クレジットカードに加え「モバイル Suica」でも行える。また、「エキトマチケット」の購入には「JRE POINT」も利用可能だ。
なお、「回遊軽井沢」は、JR 東日本が TOHOKU MaaS をはじめとするさまざまな実証実験で得た地域・観光型 MaaS のノウハウや機能をパッケージ化したプラットフォーム「Tabi-CONNECT(びこねくと)」を活用しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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