2022年4月18日10:00
auカブコム証券、auフィナンシャルサービス、およびKDDIは、2022年3月28日から、クレジットカード「au PAY カード」決済による投資信託の積立サービスを開始した。3月25日には、投資初心者層などから関心が高まるクレジットカードによる投資信託の積立サービスに関して勉強会を開催した。
毎月の買付金額の1%をPontaポイントで還元
「投信積立 au/UQ mobile特典」で最大5%還元
au PAY カード決済による投資信託の積立サービスについては、auカブコム証券 事業開発部 部長 石井政徳氏が概要を紹介。「au PAY カード」決済で投資信託の積立をした人は、毎月の買付金額の1%をPontaポイントで還元する(家族カードは非対応)。証券口座に事前にお金を入金しなくてもau PAYカードで決済可能だ。クレジットカードの決済は毎月1日に実施。対象は、特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISAとなる。積立設定の申し込み締め切りは、毎月9日の2営業日前となり、休業日の場合は前営業日となる。また、クレジットカードのポイントが付くのは毎月12~15日頃だ(Ponta 会員ID未連携の場合10日)。
また、KDDIとauカブコム証券は、2022年3月28日から「投信積立 au/UQ mobile特典」を開始している(終了期間未定)。auカブコム証券では、これまでもKDDIと金融証券仲介でやり取りをしてきたが、今回は通信と証券の連携として踏み込んだ施策となり、「本邦初ではないかと思います」と石井氏は自信を見せる。
対象のau回線を契約した人が投資信託の積立を行った場合、買付金額の最大4%のPontaポイントを還元する。例えば、5万円の積立の場合、au PAY カード決済による投資信託の積立1%還元の500ポイント(年間6,000ポイント)に加え、毎月2,000ポイント(年間2万4,000ポイント)が付与される。つまり、年間3万ポイントを手にすることが可能だ。「当社とグループの本気度が3万ポイントで出ています」(石井氏)。また、対象のUQ mobile回線を契約した人が投資信託の積立を行った場合、買付された金額の最大2%のPontaポイントを、12カ月間還元する。なお、対象者は、KDDIがスマートフォン利用者、UQ mobileはUQ mobile(5G)が対象となる。
KDDIでは、3月2日にリリースを出してサービスを訴求してきたが、他社の還元状況なども踏まえると、非常に好反響だとした。
スマホを通してお得な金融体験を提供
au経済圏は広がる
続いて、KDDI 金融決済ビジネス部 グループリーダー 下平正人氏が、KDDIが金融サービスで目指す姿について紹介した。KDDIでは、日常生活における決済金融サービスを身近にさせる「スマートマネー構想」を推進中だ。au PAYを中心に、スマートフォンを通してより便利でお得な金融体験を提供することを目指している。
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