2022年4月19日21:08
クレディセゾンは、綜合警備保障(ALSOK)と防災備蓄品の導入・維持における管理支援サービスの提供に向けて連携を開始した。
両社は、防災備蓄品の確保において、導入・在庫管理・品質維持、賞味期限を迎える備蓄品の寄贈までをパッケージとした管理支援サービスの提供に向けて取り組む。
クレディセゾンでは、災害等発生時における社員の帰宅困難時や事業継続のため、各拠点に防災備蓄を備えており、棚卸しや品質等の維持管理における業務負荷が課題となっていた。この課題の解決に向けて、全国に広く出動拠点を有するALSOKと連携し、防災備蓄品の導入・維持・管理について継続的かつ包括的な支援サービスの開発を行い、2021年に自社にて導入した。これにより、管理部門の業務負荷が軽減し、作業効率や対策費用の大幅改善につながっているという。
今回、同様の課題を抱える企業や団体を支援するソリューションの提供に向け、両社の持つノウハウやネットワーク、決済手法等のリソースを活かし、汎用的な月額制サービスとしての提供に向け、両社で連携することとなった。
具体的には、①防災備蓄品の導入・維持・管理・費用等における課題抽出コンサルティング、②抽出課題における各種ソリューションサービスの提案、③各種アイテムの選定、納品、管理方法の提案、④防災訓練など個別企画立案におけるコンサルティングサポート、⑤全国 ALSOK 従業員による、定期的な棚卸し・期限管理等メンテナンスの実施、⑥備蓄品更新時における、寄贈等のサポート対応、を行う。
両社では、同取り組みを通じて、企業が抱える課題へのソリューション提供を行うとともに、備蓄品更新時にNPO 法人へ賞味期限を迎える備蓄品を寄贈により、社会問題であるフードロスへの取り組みを推進するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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