2022年5月9日17:00
へイ(hey)は、キャッシュレス決済サービス「STORES 決済(ストアーズ決済)」において、2022年5月11日に、クレジットカードの「タッチ決済」に対応開始すると発表した。
STORES 決済の利用事業者にアンケートを実施したところ、「顧客からはどれくらい非接触決済手段の要望があるか」という質問に対し、要望の頻度が「月に数回以上」の回答が7割を超え、さらに「毎日」という回答も16%となった。この結果から消費者の非接触決済手段の利用ニーズの高まりが明らかになったそうだ。さらに、「顧客からのニーズも踏まえ、最も重要度が高いと思う非接触決済手段は何か」という質問に対し「タッチ決済」の回答が最多となった。
また、STORES 決済の利用事業者に「タッチ決済のイメージ」について聞いたところ、「かざすだけで決済完了までのスピードが早い」「暗証番号を入力する手間がない」「お釣りのやりとりの手間がない」といった回答が上位を占め、「会計にかかる時間の短縮」への期待が大きいことがうかがえた。
実際に、経済産業省の調査によると、国際ブランドの非接触決済(タッチ決済)は、レジ業務の所要時間が現金決済の約30%短縮できるという結果が出ており、タッチ決済の導入でさらにスムーズな会計の実現が期待できるとした。
また、国内では現金決済インフラを維持するために年間約2.8兆円を超える直接コストが発生していると言われており、その内訳には「現金両替作業」や「釣り銭準備作業」「売上金(現金)入金作業」、そして「お客様対応時間」などが含まれている。
今回のクレジットカードのタッチ決済対応により、中小事業者の現金管理にまつわる時間の削減に加え、スピーディな会計を実現することで、店舗運営のさらなる効率化に貢献できるとした。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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