スポーツクラブNAS芦花公園でサイネージ活用の「ポイント・オブ・エントリー」マーケティング(エムエスディ)

2022年6月28日17:10

読売新聞グループ本社が運営するYBS(読売ブランドスタジオ)コンソーシアムのメンバーとなるエムエスディは、スポーツクラブNASが運営するNAS芦花公園において「カエルサイネージ」を活用した「ポイント・オブ・エントリー」マーケティングのサービスを開始すると発表した。 第1弾のテーマは「防災をマーケティングする」となる。

「ポイント・オブ・エントリー」マーケティング(エムエスディ)

「ポイント・オブ・エントリー」マーケティングとは、顧客が初めて商品やサービスを手にとって、利用し始めるきっかけづくりのことを指すという。コロナ禍と昨今の激しい原価高・為替の状況を踏まえ、顧客開拓のためのマーケティング活動には財政的に大きな制限がかけられ、効果と効率が見える施策が望まれている。マス広告は大規模な投資の割に費用対効果が見えづらいこと、ネット広告は費用対効果は見えやすいものの顧客が限定的であること、ばら撒き型のサンプリングはターゲット顧客の手に渡りづらいこと、といった課題が指摘されている。

カエルサイネージは、非対面・非接触でマーケティングとデータアナリシスができる「物品排出機能がついたサイネージメディア」、リモートセンシング・デジタルサイネージ・自動販売機の技術を集結したマーケティングサービスとなる。セキュリティカメラのデータとCMSサーバーの活用により、個人情報保護法に抵触しないまま消費者のメディアに対するレスポンスをデータ化することが可能だとしている。

エムエスディは、業務提携先のアイ・シー・エフ(ICF)と、AIカメラの技術を要するセキュアとともに、同サービスを開発した。ICFは自動販売機をはじめとするデジタル筐体をグローバルスケールで調達し、日本仕様にカスタマイズを施してさまざまな顧客に提供しているハードウェアの会社だ。無人で顧客コミュニケーションを取りながら非接触のポイント・オブ・エントリーマーケティングを行うことができる筐体を開発し、このほどサービスをローンチする運びとなった。

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ペイメントナビ編集部

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