2022年8月3日7:00
ecbeingは、このほど、グローバルなD2C(Direct to Consumer)越境ECサービスを提供するGlobal-e Japanとパートナーシップを締結したと発表した。
ecbeingは今回のパートナーシップ締結により、越境ECサービスへの本格参入における強力な連携体制を構築することができ、日本の小売業者やブランドのグローバルEC事業の成長に対してこれまで以上に積極的な支援を行うことが可能となるとしている。
Global-eは、2013年に設立され、東京をはじめ世界10か所に拠点を構えている。Global-eは、世界700社以上で導入実績のあるD2C越境ECサービスで、越境EC販売を国内ECと同じくらいシンプルにするそうだ。米国、欧州、アジア各国で、Adidas、Marc Jacobs、Skims、Hugo Boss、Reformation、Versace、Marks and Spencerをはじめとするグローバルブランドに利用されている。世界200以上の国と地域でローカライズされたショッピング体験を提供することで、各市場でのコンバージョン率や売上拡大につなげるそうだ。また、長年蓄積されたビッグデータと豊富な知見を活用し、越境EC販売の成長を後押しするという。
今回の連携により、世界各国の通貨での価格表示や決済に対応した越境ECサイトの構築が可能になる。また、世界各国で流通している150以上の決済方法に対応。各市場で流通している電子マネーや後払いなど複数の決済方法を提供している。また新たな決済方法の利用にあたり、各ペイメントサービスと個別に契約する必要はなく、決済手数料も不要になるそうだ。さらに、決済時に関税・税金の金額を確定し、支払いに対応。税込みの商品価格も設定できる。エンドユーザーは、商品配達時に高額な関税・税金を請求されることがなくなるという。
そのほか、エクスプレス配送や自宅以外の場所への配達、代金引換など様々な配送オプションを提供。加えて、Global-eがIOSS、GDPR、各国の個人情報保護法など、世界中のさまざまな越境EC関連の規制に対応しているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト