2022年10月25日9:40
BEENOSの連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtensoは、「Buyee」およびタグ設置のみで海外販売可能な「Buyee Connect」の越境ECの購買データを見える化する「ダッシュボード」において、「クーポン発行機能」を2022年10月20日より提供開始した。
同機能により、時期や内容をカスタイズできるクーポンが発行可能となる。W11(ダブルイレブン)やブラックフライデーといった各国のセールイベントに合わせ、ターゲットエリアに向けて最適なタイミングでクーポン発行が可能となり、データ分析から販売促進まで一気通貫で海外マーケティングが実施できるようになる。
BEENOSグループではECサイトの越境化に加え、海外向けプロモーション設計やKOL活用、海外向け広告/SNS運用、現地イベント開催など、越境EC導入後の流通の伸長をマーケティングでも支援してきた。その一環として、「ダッシュボード」を2022年4月より提供開始し、日本企業の海外マーケティングで活用されている。
「Buyee」、「Buyee Connect」では定期的にクーポンキャンペーンを行っており、2021年のブラックフライデーキャンペーンでは購入金額が24%以上増加、2022年1月のNEWSHOPキャンペーンでは、購入金額が3.4倍以上に拡大した。そのノウハウを活用し2022年2月に試験的に複数のサイトでクーポンキャンペーン施策を実施した。キャンペーン実施サイトでは平均して購入金額が27%増加した。
また、「Buyee Connect」は国内向けECサイトにタグ設置で海外販売可能になるため、日本のセール期間と各国のセール期間のタイミングが合わない場合でも、同「クーポン機能」を活用することで、海外の販売促進を手間なく行うことができるという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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