2023年4月4日9:00
ジェーシービー (JCB)は、金融事業者に対する、キャッシュレス金融教育についての学校の期待の高まりを受け、高校の授業で活用できるキャッシュレス金融教育プログラムを開発、2023年4月中旬より全国の高校を対象に提供を開始した。
キャッシュレス決済の普及・拡大により高校生もキャッシュレス決済に触れる機会が増えている。また、成人年齢の引き下げにより、クレジットカードは高校生にとって卒業後すぐに触れる機会が訪れる、以前より大変身近な存在となったという。
JCBは、全国の高校が登録する学校教育のプラットフォームを有し、教育分野全体の課題解決に取り組むARROWS との提携により同プログラムを開発、ARROWSのプラットフォームを通じて全国の高校に提供するそうだ。
具体的な内容として、キャッシュレス決済について学びながら、世界的にキャッシュレス決済が普及している理由を知り、18歳になったら本人の意思だけで契約できるクレジットカードの使い方に関するマイルールを考え、クレジットカードを中心とするキャッシュレス決済に対して、より自分事として向き合うことができるように設計されている。
安全・安心にキャッシュレス決済に向き合うための留意点やキャッシュレス事業者の取り組みにも触れるほか、キャッシュレス決済普及の背景にある社会状況についても学びを広げられる構成だという。
1コマ(50分) 完結となり、教材内容は授業スライド・教材動画・ワークシート・授業進行台本となる。2024年3月末まで授業実施が可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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