2023年4月4日9:20
クレディセゾンは、このほど、「インパクト志向金融宣言」に署名したと発表した。
同宣言は一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)が事務局を務め、「金融機関の存在目的は包括的にインパクトを捉え環境・社会課題解決に導くことである」という想いを持つ複数の金融機関が協同し、インパクト志向の投融資の実践を進めていく取り組みだという。
同社は、「サービス先端企業」という経営理念のもと、独自のノウハウ、経営資源、そして社員一人ひとりの経験を活かし、クレディセゾンだからこそできる社会の発展・課題解決に日々の事業を通じて貢献することで、今よりもっと便利で豊かな持続可能な社会の実現に向け取り組んでいるという。
グローバル事業において、東南アジア・インドを中心に、十分で適切な金融サービスが受けられない人々や企業(アンダーサーブド層)に対するレンディング(貸付)事業を拡大しており、シンガポールの Saison Investment Management Pte. Ltd.(以下:SIMPL)による、新興国における社会的インパクトの達成を目的とした事業者向け投融資は、同宣言におけるインパクト志向を体現する取り組みと考えているそうだ。
今後は、SIMPL により設計されたインパクト・フレームワークを各国のレンディング事業に組み込み、インパクト・マネジメントの測定を同社グローバル事業の広範において実施するなど、インパクト志向金融の推進体制の構築を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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