2023年10月3日7:40
ソフトバンク子会社のSBペイメントサービス(SBPS)と、インドネシアに本拠を置き、決済ソリューション「Yokke」を提供するPT. Mitra Transaksi Indonesia(Jakarta、President Director Niniek Rahardja)は、このほどインドネシアにおける決済事業のさらなる拡大を目的に業務提携したと発表した。
SBPSは今回の提携により本格的にグローバル事業に参入する。インドネシアを皮切りに東南アジア各国への進出についても検討していく予定だという。ソフトバンクは「Beyond Japan」という成長戦略を掲げており、SBPSはこの提携を通して日本およびグローバル企業に対しインドネシアの決済ソリューションを提供し、グローバルにキャッシュレス社会のさらなる普及を目指すそうだ。
今回の提携を通し、YokkeはSBPSからインドネシアでの事業展開を希望する企業の紹介を受け、現地で必要な決済ソリューションを提供する。SBPSは、多岐にわたるインドネシアの決済手段の提案が可能になることで、日本の加盟店の海外での事業展開を支援する。将来的にはSBPSの人工知能(AI)技術などと連携し、Yokkeの決済事業をさらに強化することも検討していく。
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ペイメントナビ編集部
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