日立と共通アプリケーション基盤を構築(イオン銀行)

2023年11月30日10:20

イオン銀行は、日立製作所(日立)のソリューションを活用し、先進的なITを用いた「共通アプリケーション基盤」を構築したと発表した。

共通アプリケーション基盤の構築により、サービスを細かく分割して部品(マイクロサービス)化することで、操作性の改善や外部サービスとの連携など、機能拡張を柔軟に行えるシステム構成とした。それと同時に、リソースや保守作業の効率を改善するため、共通的に利用できる機能を集約した。

日立は、グローバルで実績のあるマイクロサービスのフレームワークを日本向けに整備・強化した「Hitachi Microservices Platform」と国内の金融・公共分野などで適用実績のある「Justware」を用い、イオン銀行の取り組みを支援したそうだ。

これらの取り組みにより、開発の柔軟性やスピードが改善されるとともに、開発期間のさらなる短縮も可能となったそうだ。また、多様化する顧客ニーズへ対応した機能の追加や最新技術の導入へのハードルを下げることができるほか、開発コストの削減も図れるため、経営資源をより有効活用できるようになるとしている。

この記事の著者

financenews

Finance News Navi編集部

金融分野(銀行、投資、証券、保険)のテクノロジー、マーケティング、最新動向の啓蒙ポータルサイト

関連記事

ファイナンスニュース最新情報

ペイメントニュース最新情報

PAGE TOP