「freeeカードで経理」提供、仕訳・証憑・決済明細を一元管理(freee)

2023年12月22日7:50

freeeは、freeeカード Unlimited の利用明細をfreee会計にリアルタイムで同期できる「freeeカードで経理」機能の提供を開始した。同期されたカード利用明細とカード利用者が提出したレシート・領収書の証憑を確認しながら、一覧画面から取引登録が可能だ。

証憑の回収・紐付けで仕訳・証憑・決済明細を一元管理(freee)

従業員のコーポレートカードでの決済は、立替経費精算に比べて精算の手間が少ないこと、従業員が立替負担をしなくてよいこと、リアルタイムに費用の情報回収ができることなどのメリットがある。一方でインボイス制度や電子帳簿保存法への対応により、コーポレートカード利用時にも領収書等の適格情報を含む証憑を回収する必要があるため、証憑回収の業務が発生し、経理担当者の業務負荷が上がるという課題があるそうだ。

今回の「freeeカードで経理」の機能により、①freeeカード Unlimitedカード決済後、証憑を提出用の通知(メール・slack)、もしくはカード管理画面から提出できる、②提出した証憑は「freeeカードで経理」上でカード利用明細と自動で紐づく。証憑はfreee会計のファイルボックスに保存される、③「freeeカードで経理」上で紐づいた証憑は自動で適格請求書か判定がされる、④「freeeカードで経理」の一覧画面から証憑とカード利用明細が紐づいた状態で取引登録が可能、という特徴がある。

カード決済後はその場で写真を撮影し証憑を提出してもらうことで証憑提出の催促が不要になるため回収業務も効率化できる。

また、「freeeカードで経理」では管理画面上から証憑の提出状況の確認ができるため、経理担当者は提出漏れを一目で確認することが可能だという。

なお、2023年12月中に利用したfreee カード Unlimitedの決済額に対して、最大で15%のポイント還元キャンペーンを実施する。通常は決済額の0.5%還元(月間決済額50万円未満の場合は0.3%還元)のところ、12月中の決済利用分については、ポイント還元率が最大15%となるそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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