2022年6月1日18:23
Lectoは、2022年5月より、freee finance labが提供する統合型コーポレートカード「freeeカード Unlimited」に、「Lectoプラットフォーム」の提供を開始した。これにより、「freeeカード Unlimited」は、債権管理・督促回収機能を一括して立ち上げ、オペレーションを自動化できるようになるほか、債権データの統合分析を行えることでサービスの改善スピードの向上を図ることが可能になる。コーポレートカード業界へのサービス導入は、同社として初となる。
金融サービスにおいて、与信やマーケティングなどの表側にある業務が重要視される傾向にあるが、Lectoは金融サービスの裏側(バックエンド)にある面倒な実務や複雑で属人化しやすい業務フローの摩擦とコストを解消することが金融ビジネスの成長につながると考え、 独自の技術とノウハウによる債権管理、 督促回収プラットフォームの開発を行っているそうだ。今回の「freeeカード Unlimited」のLectoプラットフォーム導入により、コーポレートカードにおける債権未回収リスクをLectoの知見をもって軽減することができ、 安定的なサービスの提供を行うことが可能となる。
Lectoは、債権管理、督促回収に課題感を感じている事業者(金融・決済領域、不動産領域、小売・サブスクリプション領域、通信事業領域など)に向けてLectoプラットフォームの提供を行っている。これまで同社は、エンドユーザーが個人であることを前提にした債権管理・督促回収に注力していたが、今後は法人間の取引・債権処理もよりスムーズに取扱えるように進めていく。また、クレジットカードとの連携も強化していく前提のもと、よりセキュアな基盤の整備にも注力するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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