2011年5月1日9:00
Amexは金融危機後、リボルビング残高の積みあがらないチャージカードに重点を絞った戦略で収益を急拡大している。
2011年第1四半期も好調で、収益で前年同期比7%増、利益では33%増となった。収益は70億ドル、利益は12億ドルだった。
貸倒引当金は9,700万ドルで前年同期にくらべ約10分の1と大きく改善している。
米国内のカード発行収益は2%増、利益は34%アップした。海外の収益は6%増、利益は36%増となっている。カード会員ひとりあたりの利用が伸びているためだ。
加盟店サービスの収益は16%増、利益は24%伸びている。Amexは加盟店へ優良顧客を送客することによって、カード発行業務だけでなく加盟店業務でも収益アップをはかっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。