2024年5月31日11:00
三菱総合研究所(MRI)は、山陰合同銀行(ごうぎん)と山陰地域におけるデジタル地域通貨事業の共同実施に向けた基本合意書を2024年5月29日に締結した。同事業を通じて、MRIは、ごうぎんとともに山陰地域の地域コミュニティの再興と地域経済活性化を目指すという。
人口減少と東京一極集中化が進む日本では、地域コミュニティ再興と地域経済活性化は、全国の多くの自治体が直面する社会課題となっている。山陰地域においても、全国チェーンの大型店舗の進出による地元商店の撤退や、コロナ禍を経たオンライン取引の普及による地域内取引の減少等により、経済活動に影響が出ているという。
MRIは、ごうぎんとともに山陰地域における地域内の消費行動の活性化を目指し、5月29日に基本合意書を締結した。まずは、山陰地域の自治体のデジタル地域通貨やポイント・給付の発行を可能にする仕組みの提供から開始する。
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