2024年6月7日7:40
かっこは、オンラインマーケット「Green Beans(グリーンビーンズ)」の運営を行うイオンネクストが、クレジットカード不正利用に対するセキュリティ強化のために、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」を導入したと発表した。
クレジットカード不正利用による被害は、2023年度において過去最高の540億円に達し、前年比23.9%増加しており、毎年増加傾向が続いている。このような深刻な増加傾向を踏まえ、2023年7月から本格的な運用を開始した最新のデジタルテクノロジーと機能を駆使するオンラインマーケット「Green Beans」は、経済産業省が発行した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」に則り、多様化する不正被害への対策強化を図るため、「O-PLUX」を導入した。
従来の対策に加え、「O-PLUX」独自の審査項目であるローカライズされた検知項目により、不正注文に対してより重層的な対策を行うことで、巧妙化する不正手口にも対応可能となり、より堅固ながら安全なECサイト環境の提供が可能になる。
また、「O-PLUX」の審査は、通常の購入者のユーザビリティ(購入操作)に影響を与えないそうだ。そのため、利用者の利便性を損なうことなく、セキュリティのみを高めることが可能だという。
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ペイメントナビ編集部
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