2024年6月26日15:43
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、エイチ・ツー・オー リテイリング グループのペルソナが発行するプリペイド型電子マネー「litta(リッタ)」を、TMNのクラウド型決済ゲートウェイサービスの取扱いブランドに追加した。littaのクラウド(シンクライアント)方式でのゲートウェイサービスの提供はTMNが国内初となるそうだ。
TMNは、クラウド型電子マネー決済サービスを国内で初めて商用化して以来、クレジット、QR・バーコード等、キャッシュレス化の潮流や市場のニーズに合わせて提供サービスを拡大してきたという。
littaは、これまで従来型のリッチクライアント方式で提供されていたが、このほど、TMNがクラウド(シンクライアント)方式でサービス提供を可能とした。
クラウド化することによって複数の決済手段を1台の決済端末に集約することが容易になり、店舗のPOSオペレーションの効率化や、利用者も迷わずカードタッチできるようになるなど、買い物体験の向上が期待できるという。
今回littaのクラウド化に対応したことで、TMNが取り扱う決済サービス数は46サービスになった。また、littaと合わせて、交通系等の各汎用電子マネー合計14ブランドを、NTTデータが提供するPOS用キャッシュレス決済ASPサービス「CAFIS PastelPort」を通じて、阪急百貨店、阪神百貨店ほか、エイチ・ツー・オー リテイリング グループの店舗に順次提供していく予定だという。
上記電子マネー 14ブランドは、litta、交通系IC(Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)、iD、QUICPay、楽天Edy、PiTaPaとなるそうだ。