2024年7月11日11:10
ソフトバンクと日本電気(NEC)は、企業や自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目指して、生体認証領域を中心とした戦略的提携に合意したと発表した。両社は同提携を通して、NECが提供する「Bio-IDiom Services(バイオイディオムサービシーズ)」などの生体認証ソリューションと、ソフトバンクが提供する5G(第5世代移動通信システム)をはじめとする通信ネットワークやセキュリティーサービスなどの各種ソリューションを組み合わせて、さまざまな業種の顧客に合わせたサービスの提案および販売を相互に行い、企業や自治体のDXを推進していくという。
ソフトバンクは、スマートビルディング領域をはじめ、企業のDX支援における実績と法人顧客基盤を持っている。一方、NECは、世界トップクラスの高精度な生体認証技術を生かしたソリューションを、世界約70の国・地域の幅広い業種に提供している。スマートビルなどの入退館やセキュリティーエリアにおいて、生体認証は高いニーズがあることを背景に、両社の強みを組み合わせて顧客基盤の拡大を図るという。2024年秋以降、ソフトバンクは、NECの生体認証ソリューションを国内の企業や自治体などの顧客へ積極的に提案して販売する。
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