2024年8月8日13:54
PayPay銀行は、同社の住宅ローンにおいて、2024年6月から提供を開始した銀行初の特長を持つ「超サポ団信(ペア型)」が後押しとなり、6月のペアローンの申し込みが約2倍に増加したと発表した。
同「超サポ団信(ペア型)」は、ペアローンを組む夫婦などに対して、1人が死亡や高度障害、がんになった場合、当人のローン残債だけでなく、もう片方のローン残債もゼロにするサービスだ。
こちらは、夫婦ではないペアでの申し込みや、がん経験者も加入可能など、銀行初 の手厚い保障についても、利用者に支持されたという。
住宅取得を取り巻く環境は大きく変化し住宅価格が高騰する中、借入金額を増やせるペアローンの利用者数は、2018年以降で最高を記録 しており、首都圏ではローン借入者の約3人に1人、関西圏では4人に1人が、世帯主と配偶者(パートナー)とのペアローンを利用している。
しかしながら、ペアローンを利用する3人に1人以上が「住宅購入時にがんや病気などの保障をつけておくべきだった」と後悔している結果が出ており、利用者と住宅ローン商品との間にミスマッチが起きていることが考えられる。
このような背景を受けて、住宅高騰・金利上昇時代の利用者のリスクを軽減したい思いから「超サポ団信」を開発したそうだ。
PayPay銀行では、これまでにもがん保障団信の保障内容の手厚さや、「失業保障」や「自然災害保障」といった、健康面以外にも備えができる保障内容が特長の住宅ローンを提供してきたそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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