「GO」アプリのタクシー体験は?200以上の国と地域の人が利用 オールインワンタブレットの決済機能付き独自端末を開発

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2026年3月16日8:00

GOは、タクシー事業者等に向けた配車システム提供などモビリティ関連事業を展開している。タクシーアプリ「GO」アプリ機能や決済などの取り組みについて聞いた。

後部座席タブレットはオールインワンタブレットで乗務員の負担軽減に寄与

3,500万ダウンロードを突破
アプリ決済比率も着実に増加

GOは、全国47都道府県でサービスを提供し、2026年1月時点で、3,500万ダウンロードを突破している。また、訪日アメリカ人のタクシー利用人数の1/3相当がすでに「GO」アプリを利用するほか、日本語・英語・中国語に対応しており、今後韓国語にも対応予定だ。自社アプリに加え、韓国・台湾・中国など海外の主要交通系アプリ・サービスとも連携済みだという。 アプリ決済比率の具体的な数字は非公表だが、着実に増加しているそうだ。

GOアプリの利便性向上の取り組みとして、空港の乗り場では、旅客数TOP5※ の国内空港すべてを含む、10の国内空港で「GO」アプリからの配車の要請が可能だ。アプリで配車要請をすると最寄りののりばに乗車地が自動設定される。また、降車から決済までアプリ内で完結できるため、顧客の利便性向上に加え、乗務員にとっても接客対応の負担軽減につながっている。
※ 東京航空局・大阪航空局 管内空港の利用概況集計表、上位5 箇所:東京国際( 羽田)・成田国際・関西国際・福岡・新千歳

アプリのりばは、ららぽーと福岡、軽井沢駅、御殿場プレミアム・アウトレット、麻布台ヒルズなどに設置。空港と同様に、のりばは自動的に配車要請を行った場所に設定されるため、車両との待ち合わせに迷わなくなるとした。さらに、 「GOエコノミー」は、東京都心部12区で運行している「GO」アプリから要請可能な相乗りサービスだ。通常のタクシーの運賃・迎車料金(事前確定運賃計算方法に基づく)の約50〜60%の価格と、手軽な価格でありながら必ず座れる移動体験が得られる。営業効率と供給力の向上を図り、新たな移動体験を提供している。

「GO PREMIUM」は、東京都内15区と名古屋市内にて全車アルファードで、最大6名まで乗車できる高級ワンボックス車を指定できる配車サービスだ。ビジネスパーソンや観光客を中心に、上質な乗車体験を手軽に利用できる点が好評を得ている。

「大型ワゴン」指定機能は、大阪・神戸・福岡・京都・広島市内にて、エスクァイア、ヴォクシーなど最大5名での乗車かつ、トランクにスーツケース4個程度が収納可能な車両を指定できる。観光や、荷物が多い際、大人数での移動時に活用されている。

「GO」アプリを開くと、現在地の地図が表示。地図を拡大してピンを乗車位置に移動して次へ進む。降車位置を指定することも可能。到着時には「GO Pay」を使えば、車内での支払いなしに到着後すぐに降車できる

「GO Pay」でアプリ事前決済
7万台以上を次世代端末に切り替え

「GO Pay」は、乗車中にアプリで事前決済ができる支払い方法だ。降車時の車内での支払いとレシートの受け取りが不要だ。利用には「GO」アプリへの「GO Pay」登録が必要となる。登録可能な決済手段は、クレジットカード、d払い、PayPay、Apple Pay(JCB / American Express)となる。

「GOチケット」は、「GO」アプリでの支払いに利用できるデジタルタクシーチケットだ。販売される「GOチケット」は、1,000円分から最大5,000円分までの金額設定となっており、購入すると発行されるギフトコードURLを、贈りたい相手にメッセージを添えてメールやSNSで届けることができる。

航空マイル連携では、「GO」アプリの「アカウント情報」ページにて、「ANAマイレージクラブお客様番号(10桁)」もしくは「JALマイレージバンクお得意様番号(7桁または9桁)」を登録するだけで連携が完了する。「GO Pay」の利用時、乗車距離1mile相当に応じて1マイルが進呈されるそうだ。

現在、後部座席タブレットでは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などの主要な決済手段が使用できる。また、後部座席タブレットが設置されていない車両や地域では流しのタクシー乗車時は「GO Pay」は利用できなかったが、流しでのタクシー乗車時に、車両内に設置のQRコードにて「GO Pay」決済を利用できるように拡充を進めている。

インバウンド展開として、「GO」アプリは、200以上の国と地域の人に利用されている。また、韓国「Kakao T」など、中国・韓国・台湾・東南アジアの9つのモビリティサービスとの連携により、訪日時に自国サービスからタクシーが呼べる体験も提供している。 さらに、2026年1月28日より中国語・繁体字対応も始まり、日本語・英語・中国語の対応となり、今後中国語・簡体字と韓国語への対応も予定している。

また、インバウンド利用者は、「GO」アプリ登録時に「GO Pay」もあわせて登録してもらうため、タクシー手配から決済までのすべてがアプリ内で完結し、スムーズに利用できるとした。

「当社ではドライブレコーダーやタブレット端末などの車載端末を自社開発しており、乗客向けの後部座席タブレットは2016年より開発を行ってまいりました。2025年に開発した次世代端末は、日英バイリンガル対応、決済機能付き、画面サイズが10インチから13インチに拡大し、決済画面の視認性と操作性を向上させ、乗務員端末との有線接続により通信の安定化、デュアルSIM搭載により通信障害発生時への対策も行いました(GO)。

タブレットのスクリーン越しにタッチ決済を行うことができるが、「クレジットカードの抜き忘れ防止および、従来の決済機物理ボタンは故障のリスクもあったので、画面サイズを10インチから13インチにして全面ディスプレイ化した。決済画面の視認性と操作性を向上させるため」だとしている。また、同端末は旧端末と比べ、物理ボタン廃止によるシームレスな決済を実現し、通信障害発生時においても、デュアルSIM搭載により安心して利用できるとした。

GO ではすでに後部座席タブレットを導入している提携車両、36 都道府県7 万台以上を次世代端末に切り替え対応中だ。引き続き導入拡大を進めるとともに、利用者の移動体験の向上および、営業中の乗務員負担を軽減し、運行および営業効率向上へ貢献していきたいとした。

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