2024年8月22日10:55
Adyenは、BMWグループとのパートナーシップを拡大したと発表した。AdyenのPOS(販売時点情報管理)ソリューションがBMWのエコシステムに統合されたことで、BMWグループはBMWヴェルトとBMWミュージアムにおいて、オフライン環境においても決済体験を顧客に提供できるようになったという。
Adyenは過去数年にわたり、BMWグループが36カ国で展開するグローバルeコマースの決済パートナーとして選ばれている。Adyenは、ヨーロッパ、オーストラリア、マレーシア、シンガポール、韓国、日本、ブラジルなどの関連市場で、ConnectedDrive Storeのクレジットカード決済をサポートしている。Adyenのグローバルで標準化されたプラットフォームは、BMWグループの各地域の市場要件に併せて対応し、その地域で好まれる決済手段を提供することができるそうだ。BMWの利用者は、オランダのiDeal、スイスのTWINT、スウェーデンのSwish、その他の現地決済手段も利用可能だ。
BMWヴェルトとミュンヘンのBMWミュージアムにおいて、Adyenによる初のPOS決済処理が開始されたことで、オンラインとオフラインのチャネルをAdyenのプラットフォーム上で接続し、両チャネルを統合したレポート機能をはじめ、さまざまなメリットを受けることができるという。 さらに、Adyenは統合された分析ツールやリアルタイムの取引概要などの革新的な機能を提供しているため、BMWグループは顧客の決済に関する傾向を把握し、十分な情報に基づいたビジネス上の意思決定を行うことができるという。POS領域ではさらなる決済手段の拡充も予定されており、Apple PayやGoogle Payでの支払いも近日中に利用可能になる予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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