2024年9月20日7:00
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、TMNセンターに接続する決済端末が2024年8月時点で100万台を突破したと発表した。
TMNは2011年、1台の決済端末で複数の決済ブランドに対応するマルチ決済端末を開発し、クラウド型電子マネーサービスを国内で初めて商用化した。それ以来、電子マネーを中心にクレジット、QR・バーコード等さまざまな決済手段にも対応し、主にスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどリアル店舗における対面決済領域でサービスを拡大し、国内でも有数の決済プラットフォームへと成長したそうだ。
国内のキャッシュレス市場は、キャッシュレス決済比率が2023年に39.3%まで上昇し、「2025年までに40%」の政府目標が前倒しで達成される見込みだ。TMNにおいては、2023年度の決済処理金額は4.6兆円に達し、市場を上回る成長率で拡大している。また、デジタル給与払いが解禁されたことも追い風となり、今後も引き続きキャッシュレス市場は拡大していくという見方から、100万台を超えるTMNの決済プラットフォームは、今後も社会インフラとしての重要性がさらに高まっていくと考えている。
TMNは、決済サービスの提供で獲得した100万台の「面」を活用した新規事業として情報プロセシング事業を推進している。情報プロセシング事業は「毎日のデータがつながるとき、社会は強くなる」を事業コンセプトに、1台1台の接点からより多くの情報を集約し、事業者による多様なデータの複合的な活用を促進するソリューションを提供することで、事業者や消費者が抱えるさまざまな社会課題への貢献を目指す。
シンクライアント型電子マネーのパイオニア。電子マネー、クレジット、QR・バーコードをはじめ業界最多レベルの決済サービスをワンストップで提供しているほか、情報プロセシングとして、ハウス電子マネーやクラウドPOS、会員ID統合など、DX化やマーケティングに活用できるソリューション等幅広く提供しています。