2024年9月26日10:00
住信SBIネット銀行は、不正取引の検知や不正取引調査の高度化を目的として、取引の関係性を可視化し不正検知につなげる「ネットワーク分析ツール」を内製にて開発し、運用を開始した。
昨今、架空の口座や他人名義の口座を不正に利用した特殊詐欺などによる組織的マネーロンダリングの増加が深刻な社会問題となっている。
同社では、不正取引撲滅・抑止のためにさまざまな対策を講じているが、今回導入した「ネットワーク分析ツール」により、取引の関係性を可視化し、口座間の隠れた関係を早期に検知できるようになった。
これにより、業務の高度化および効率化が実現し、さらに迅速に不正を検知することで、これまで以上に多くの不正取引を未然に防ぐことが可能だという。
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Finance News Navi編集部
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