2024年10月28日10:03
ワタミは、2024年10月25日開催の取締役会において、マスターフランチャイズ契約の締結および日本サブウェイ(SUBWAY JAPAN, G.K.)の持分を取得し、同社を子会社化することを決議した。
同社は、「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という経営理念のもと、再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデルであるワタミモデルを推進し、SDGs 達成を目指している。
現在、国内7カ所に 530ha の規模で農業・酪農を行っているワタミファームで生産された農畜産物(1次産業)は、ワタミ手づくり厨房で加工(2次産業)され、ワタミグループの外食事業や宅食事業(3次産業)を通じて、全国の顧客に提供している。さらに、再生可能エネルギー事業として風力発電設備の開発・建設・運転管理などにも取り組み、グループ全体への 100%再生可能エネルギーの電力供給を目指し、これら一貫した6次産業を推進している。SDGs への具体的な取り組みとしては、容器回収リサイクルによるサーキュラーエコノミーの実現、有機農業の促進、再エネ電力による脱炭素社会の実現、人権方針の策定と人権デューデリジェンスの仕組みの構築、食品リサイクルループの構築による循環型社会・環境配慮型農業の実現など、多岐にわたる活動を展開している。これらの活動を通して、将来の持続可能でサステナブルな社会の実現を目指している。
今回、世界的ブランドである「Subway」事業に参入することで、食の総合企業としての事業展開を強化するとともに、ワタミファームの有機野菜を使用した商品開発、フランチャイズ展開のノウハウの強化および海外進出の促進など、さまざまなシナジーが見込まれることからマスターフランチャイズ契約の締結と日本サブウェイ合同会社の持分取得(子会社化)を決議したそうだ。
今後は、同社が子会社化する日本サブウェイ合同会社を中心に日本における「Subway」事業の展開を行うそうだ。