2025年1月29日7:13
ユナイテッドアローズは、2023年5月に発表した中期経営計画の主要戦略の1つ「UA DIGITAL戦略」の「OMOの推進」施策として、2025年1月28日、自社ECサイト「ユナイテッドアローズ オンライン」公式アプリの機能を拡充するアップデートを行った。2024年10月に続く大規模な機能改善で、一人ひとりの顧客に寄り添う“おもてなしアプリ”をコンセプトに買い物体験価値を一層高めるサービスを提供するという。
同社は2022年3月の自社ECサイト「ユナイテッドアローズ オンライン」と同公式アプリのリニューアル後、2023年8月に会員向け新プログラム「UAクラブ」をスタートし、その後も段階的に各種サービスや機能の拡充を図ってきた。2024年10月には公式アプリ全体のデザインやUI設計を刷新。さらに、1月28日に実施したアップデートでは、店頭での買い物をより便利にする「店内モード」機能や、顧客の行動に応じてホーム画面に適切なコンテンツを表示するパーソナライズ提案機能の追加と、操作性や利便性をより一層向上させる改善を行った。
具体的に、来店時にアプリを起動すると「店内モード」が選択可能になる。お気に入り登録した商品の在庫がその店舗にあるかを自身で確認ができるようになるほか、バーコードスキャン機能で気になる商品のタグをスキャンすれば、その商品の詳細情報やスタイリングの閲覧、店舗在庫の確認ができる。また、未使用のクーポンを持つ場合、そのお知らせが自動表示される。
さらに、顧客がフォローしているブランド、お気に入り登録をしたスタイリングや商品、閲覧コンテンツなど応じて、おすすめの情報をホーム画面に表示する。例えば、過去にTシャツを購入し、かつブランドやスタッフのお気に入り登録をしている人には、購入したTシャツに合わせやすいお気に入りブランドの商品や、そのTシャツを使用したお気に入りスタッフによるスタイリングが表示される。そのほか、商品閲覧履歴やお気に入り登録情報などをもとにおすすめ商品や、顧客の身長に応じたスタイリング情報、お気に入り登録済み商品のレビュー、お気に入りブランドの新着ブログ、顧客一人ひとりに合わせたコンテンツが紹介されるという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト