2011年7月31日9:00
カード会員のFacebookの登録情報や利用状況をもとに、最適の特典を提供できないだろうか。
Facebookには、勤務先、出身校、好きなスポーツ、音楽、本、映画、テレビ、趣味などを基本データに登録している。友人の近況に対し「いいね!」やコメントをつけている。
これらを分析すれば、いま関心の高いことや好きなことがわかる。それに関連した特典を提示すれば、カード利用が促進されるはずだ。
たとえば、なでしこジャパンの優勝に「いいね!」をつけた人に対し、スポーツショップの割引特典を提示する。
Amexのカード会員はFacebookの「Link, Like, Love」コーナーから、カード情報を登録しておけば、パーソナルな特典を受けることができるのだ。
Facebookのプロファイル活用は、将来の購買を促進することになるのだろうか。やはり実際の購買データを活用したほうが精度の高いマーケティングになるのではないだろうか。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。