2025年9月22日19:00
ネットスターズは、キャッシュレス決済ソリューション「StarPay」をカタール国立銀行(QNB)に接続し、インドの統合決済インターフェース(UPI)をカタール全域で利用可能にした。この戦略的な協業により、インドからの旅行者はQNBの加盟店で、デジタル決済をシームレスに利用できるようになった。その最初の導入店舗がQatar Duty Free(カタール・デューティーフリー、以下QDF)だという。
これを記念し、QNBでは式典が開催され、インドの駐カタール大使であるVipul閣下をはじめとしてQNBグループ、カタール航空グループの幹部が出席し、インド旅行者の利便性向上に向けた両国の強い協力体制をアピールした。
UPIの導入第1号店舗がカタール航空グループ傘下のQDFとなることで、インドからの旅行者(同国はカタールへの訪問者数で2番目に多い国)が、免税店でシームレスに決済できるようになる。
同取り組みにより、インド旅行者はカタールの主要観光地でもUPI決済を利用でき、現金や両替の手間を省き、リアルタイムで取引が可能となる。
カタールでのUPI導入は、決済の相互運用性を促進し、UPIのグローバル展開を拡大する。さらに、カタールの小売・観光業界にもメリットをもたらし、加盟店の取引量増加や顧客利便性向上によるビジネス拡大が期待されるそうだ。
なお、QNBグループは、中東およびアフリカ地域を代表する金融機関のひとつであり、MEA(中東・アフリカ)地域で最も価値のある銀行ブランドとなる。アジア、ヨーロッパ、アフリカの28カ国以上に展開している。
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。