2025年12月28日7:00
YTGATEは、EC事業者向けに提供する決済承認率改善および不正対策支援において、創業3年目で支援社数が100社を突破したと発表した。
決済承認率とは、「クレジットカードで支払おうとした取引が、実際に承認されて支払いが完了する割合」を指す。例えば、あるオンラインショップで100回カード決済が試みられ、そのうち85回が承認されて支払いが完了した場合、決済承認率は85%になる。
近年、不正利用の増加を受けて、本人認証やチャージバック(不正取引の返金)管理が強化されている。この背景から、カード会社は「リスク回避」のために、取引の審査をより厳格に行うようになり、本来正当な取引であっても、リスクと見なされて拒否されるケースが増えている。
さらに、業種や商品単価、カード会社ごとの審査基準の違いにより、承認率には大きな差が生じる。そのため、単に全体の平均承認率を見るだけでは、効果的な改善策を導き出すのが難しいのが現状だという。
EC市場の拡大とともに、クレジットカード決済における不正利用の増加や、3-Dセキュア対応の高度化が進む一方で、「正当な取引であっても決済が通らない」という課題がさまざまなEC事業者で顕在化しているそうだ。 決済承認率の低下は、かご落ちや売上機会損失に直結するにもかかわらず、その要因が可視化されず、十分な対策を講じられていないケースも少なくない。
YTGATEはこうした課題に対し、決済データを起点とした承認率の可視化・分析と、不正対策・認証運用を含めた実行支援を組み合わせることで、EC事業者が売上とセキュリティを両立できる支援を行っている。















