2026年1月22日20:44
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、2025年12月から、次世代型店舗開発に向けた AI 活用に関するパートナーシップをNew Innovationsと締結した。今回、同提携の具体的な施策として、AIドライブスルーの実証実験を開始した。
同取り組みは、AIを活用することで、人手不足の解消を目指すとともに、既存の店舗オペレーションや顧客体験の進化を図るものだという。現在、ファストフード業界のドライブスルーにおいて、AI 音声注文は欧米を中心に導入例があるものの、認識精度の低さが課題として指摘されている。同実証実験では、AI にすべての工程を任せるのではなく、AI が受注を担い店舗スタッフがそれをサポートする「ハイブリッド応対」を採用しているそうだ。
今回の実証実験では、New Innovations が開発した実店舗におけるオーダー業務を音声による自然なコミュニケーションで行う音声対話 AI システム「AI Order Thru(エーアイ オーダー スルー)」を活用した。「AI Order Thru」は AIを単なる人の代替ではなく「ブランド体験を拡張する存在」として捉えたサービスで、ブランドごとのガイドラインに沿った対話設計と標準オペレーションを踏まえた運用設計を前提に開発されているという。同チェーンでは、「AI Order Thru」のカスタマイズ設計力を生かして「ハイブリッド応対」の精度を高め、モスバーガーが大切にする「ホスピタリティの進化」と、将来的な「店舗オペレーションの高度化」の両立を目指す。
今後は「モスバーガー 吉川美南店」を皮切りとして、2026年度中に合計5カ所程度で実証実験を行い、そのうち複数店舗での常設を目指す。将来的には、「500 キロカロリー以下のセットメニューを紹介して」といった要望などに対し、AI ならではのスピード感でメニュー提案を行うことや、キャンペーン期間中にアニメのキャラクターなどが応答するといったAIドライブスルーならではの展開を視野に入れ、検証を進める。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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