2011年9月4日9:00
米国初のカードが登場した。1枚のカードにデビットとクレジットの両方の機能を搭載した「Duo(デュオ)」カードである。発行するのはフィフスサード(Fifth Third Bank)。
米国のPOS(カードリーダ)はクレジットかデビットかを選択できるボタンがある。これを使う。
クレジット利用では、リーダにカードと通し、サインする。デビット利用では、リーダにカードを通し、PINを入力する。サインかPINかの違いで、トランザクションを振分ける仕組みを考えた。
ATMでの利用は、ATM画面でクレジット利用か、口座引出しかを選択できるようになっているため、カードを意識する必要はない。
サイフに2枚のカードをいれるより、1枚のカードで使い分けができれば、カード利用率はアップする。Duo Cardは年会費無料だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。