2011年9月21日9:00
米国では患者がヘルスケアサービスの支払いを踏み倒す率が高い。患者に請求した金額の10%は未回収だという。
年間に直すと未回収金額は総額3,000億ドル、24兆円にもなる。
MasterCardはこのほどヘルスケア関連のソリューションを提供しているmPay Gatewayと提携。ヘルスケア支払いを加速することになった。
mPay Gatewayを導入すれば、病院窓口でのカード決済をスムースにできようになる。既存システムへの導入は簡単でシンプルだ。
保険利用の有無にかかわらず、清算は瞬時におこなわれる。日本でも保険事務に手間取るが、mPay Gatewayを使えば、簡単に計算できるようになっている。
医療分野のカード決済は徐々に浸透しているが、ゲートウェイ機能とカード決済を連携すれば、もっと利用が拡大するかもしれない。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。