2026年9月24日8:52(JST)
【日本】ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa、日本・東京)は、音楽を通じてファンとアーティストのつながりを深め、新たな体験を創出することを目指し、音楽分野における協業の可能性について検討を進めるため、ユニバーサル ミュージックと基本合意書を締結した。

音楽ファンに特別な体験を 成長する音楽市場、日本は音源売上世界2位
Visaでは、信頼される決済を基盤に、パートナーシップ戦略を強化している。スポーツ、アニメ、音楽など、ファンの情熱に寄り添うブランドを目指している。その中でも特に音楽にフォーカスしているという。
Visaでは、ユニバーサル ミュージックが有する豊富な音楽コンテンツと業界知見、Visaのグローバルネットワークおよび決済分野における専門性を活かし、日本国内の音楽イベントやライブへの協賛、アジア地域の音楽フェスティバルでの連携に加え、音楽ファン向けの特別な体験や参加機会の提供を視野に、今後の連携について協議を進めるそうだ。
世界の音楽市場は317憶米ドル市場であり、グローバル音楽市場の前年比成長率は∔6.4%となり、11年連続で成長している。日本音楽の売り上げ規模は世界第2位となっており、「音楽は日本において最も身近なカルチャー領域の1つ」だとビザ・ワールドワイド・ジャパン マーケティング本部長 里村 明洋氏は述べる。
音楽はただ単に聴く体験だけではなく、全員でつながり、新たな体験を生み出す。1日の平均視聴時間は51分、ライブ・SNS・コミュニティに参加することも広がっており、約6,000万人がライブコンサートに動員されている。さらに、ライブで現地に行くときに、グッズを購入したり、旅行したり、限定の体験を行っている。ライブ・エンタテイメントの総売上額は6,400億円となる。
人々の「好き」とつながる 音楽が生み出す経済圏は巨大に
Visaでは、ストリーミング体験、チケット購入、ホテル宿泊、バックステージ体験、移動、SNSでの情報共有、ライブ会場での飲食、ファングッズ購入など、様々な形で人々の好きとつながる体験を提供していく。「Visaは、決済を通じて人々の情熱を支え、ファンカルチャーに寄り添い、新たな体験と経済活動に貢献していきます」(里村氏)。
ユニバーサル ミュージック・上席執行役員 玉木一郎氏によると、音楽が生み出す経済圏は巨大だという。日本でもテイラー・スウィフトが日本公演を行った際、340億円の経済効果を生み出したという。欧米ではさらに大きな経済圏を生み出している。玉木氏は、「大切なの目的そのもの」だとして、音楽がファンにとっても目的であり、情熱を注ぐ対象だからだ。ファンとアーティストの関係性を深めることが同社の仕事だとした。
本物であり続けることが重要に 音楽×決済の実績や可能性は?
また、日本の音楽は時代の変節点を迎えているタイミングだ。J-POPは消費地が日本というイメージがあったが、藤井風さん、Adoさん、kuri-pi-nattu、yoasobiなど、世界で活躍するアーティストは増えている。Adoさんはワールドツアーを行い、世界で50万人以上を集客したそうだ。日本の音楽は多種多様な音楽が内包され、J-POPをJ-MUSICに拡張すべきだとした。
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