2011年10月14日9:00
プリペイドカードは米国で急成長をつづけている。特定のショップだけで使えるハウスプリペイドカードも伸びているが、国際ブランドがついた汎用プリペイドカードはもっと伸びている。
米Mercator Advisory Groupの第8回年次調査によると、2010年の汎用プリペイドカードへのチャージ額(Open Loop)は前年対比19%伸びて1,484億ドル(約12兆円)となった。
伸びを牽引しているのは消費者のチャージが増えていること。いままで成長の原動力となっていたパブリックセクターはマイナスとなっている。
2005年の汎用プリペイドカードへのチャージ額は172億ドルだった。わずか5年でチャージ額が8.6倍に拡大した。
どこでも使えるという汎用性が多くの消費者に受入れられているようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。