2011年10月17日17:04
「日本インターネットポイント協議会(Japan Internet Point Conference:JIPC)」は、2011年10月14日、「スマートフォン向けポイントサービスに関するワーキンググループ」を発足し、企業向けのガイドラインの作成検討を開始すると発表した。
JIPCは、インターネット上でポイントを使ったマーケティングを行う主要19社で構成されており、個人情報保護、会員の不正問題、会計処理基準、ポイント交換基準、企業の役割(ポジショニング)、インターネットポイント市場規模に関する6つのワーキンググループを定期的に開催している。
個人情報の保護、ポイント交換、ポイントの信用維持、不正問題に関しては、PCおよびモバイル向けのガイドラインを作成し、JIPC参加企業はガイドラインに沿ったサービス運営を行っているという。しかし、スマートフォン上でのサービス提供環境は、PCやモバイルでのサービス提供環境とは全く異なる可能性がある。そのため、スマートフォン向けガイドラインの作成についても検討をする必要性があると考え、スマートフォン向けポイントサービスに関するワーキンググループを発足した。
スマートフォン向けガイドラインに関しては、「消費者保護」「企業側の不正防止及び不適切な運用の防止」「法令遵守(資金決済法含)」「健全な会計処理」「適切な情報開示(問合せ対応含)」の基本方針に則って検討し、来春の発表を目指すという。