2011年11月22日10:00
飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびと、位置情報共有サービス「ロケタッチ」を運営するライブドアは、2011年11月21日、顧客情報をベースにしたダイレクトマーケティング領域において、提携したと発表した。両社では、位置情報という新しい手法を用いた飲食店のダイレクトマーケティングの可能性を検証し、飲食店の活性化や収益増につながる施策を展開する。
ライブドアが2010年7月にサービスを開始したロケタッチは、国内におけるジオメディアサービスの草分けとして、約8万人のユーザーが利用している。2011年10月には店舗側が管理ツールとして利用できる「ロケタッチオーナーズ」も提供開始し、現在利用店舗は600店舗を超えているという。
今回の提携では、ロケタッチの持つユーザーの行動履歴データと、ぐるなびの持つ飲食店情報を元に、利用者に利便性の高い飲食情報を提供することを目指す。第1弾として、ぐるなびの店舗データとロケタッチの店舗データの紐付けを行い、ロケタッチの店舗ページから、ぐるなびの持つメニューやクーポンなどの飲食店情報への導線を設けるという。すでにPCサイト、スマートフォンサイト、モバイルサイトでは実施済みで、iPhoneアプリ、Androidアプリは11月末リリース予定となっている。また、ぐるなびが持つ店舗営業力の協力を得て、飲食店へのロケタッチオーナーズの導入支援も行う。