2012年3月6日9:00
スターバックスが昨年11月1日からはじめたスモールビジネス融資基金。3カ月で200万ドル強があつまった。
目的はスモールビジネスへの融資を円滑にし、中低所得者層のコミュニティを支援すること。みずから500万ドルの基金を設立。スターバックス利用客に対し、最低5ドルの寄付を募っていた。その寄付が200万ドルを超えたのだ。
昨年12月末時点で合計700万ドル強の基金となり、すでに31州で278件のローンを実施している。この融資基金によって2,300人以上の雇用が創出または維持されてたという。
基金を運用しているのはフィラデルフィアに本拠をおくOpportunity Finance Network。ここから融資会社に基金を配布している。5ドルの寄付は新規ローン35ドルに相当する。
スターバックスでは今年末までに全米50州で融資を実行できるようにする予定だ。すばらしい。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。