2012年4月14日9:00
ギフトカードを利用すると、教育費を補助するというユニークなプログラムが登場した。
米Nordonia Hills高校では、授業料や生徒会費、課外クラブ料、運動会や遠足の費用などにギフトカードのリウォーズを使えるようにする。
地元の小売店との提携プログラム。親が学区から購入したギフトカードを、提携する小売店で使うと、リベートがもらえる。
そのリベートのうち75%が地区の会計事務所が管理する口座にチャージされ、授業料などに充填される。残り25%はこのプログラムの運用費にあてられる。
リウォーズはショッピング額の1%から49%まで多様だ。新学期に6万円使えば、約3,000円分が授業料などに補填できる。リウォーズは現金として引出すことはできない。授業料などに充填して余ったお金は、他の学生の授業料に割り当てられる。
ギフトカードが地元ショップ活性化を促進し、授業料の援助にもなる。日本でも早速導入したいものだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。