2012年4月17日11:44
三井住友カードは、汎用型のサーバー管理型ギフトカード「三井住友プレミアムギフトカード」の発行を開始すると発表した。カード会社が汎用性の高いプラスチックカード型ギフトカードを発行するのは全国初となる。
三井住友カードでは、現在全国50万店以上の加盟店で利用できる紙のギフトカード「VJAギフトカード」を発行している。今回発行する三井住友プレミアムギフトカードは、「あなたのギフトに新提案」をコンセプトとしたプラスチックカード型ギフトカードとなる。
紙のギフトカードや商品券などと異なり、残高の範囲内で繰り返し買い物ができ、残高の確認も可能だ。顧客の利用シーンに応じて、カードデザインはスタンダードとカジュアルの2種類を用意。販売金額は3,000円、5,000円、1万円、2万円、3万円の5種類となっている。また、発行手数料が1枚当たり300円(税込)必要となる。同カードは使い切りタイプとなっており、発行日から5年間利用可能だ。発行当初の利用可能店舗(契約加盟店)は、天満屋百貨店各店、三越伊勢丹グループ各店(岩田屋・三越・伊勢丹・丸井今井)、アクタス直営各店、眼鏡市場各店など約800店舗でスタートし、その後順次拡大する予定だ。
同ギフトカードは、三井住友カードホームページからインターネットにて、または専用ダイヤルから電話にて申し込みができる。インターネット申込み限定サービスとして、カード台紙へのメッセージ印字、贈答用カードケースの選択が可能だ。さらに、5月7日以降は、三井住友カードのポイントプログラム「ワールドプレゼント」のポイントを貯めて、交換することもできるようになる。
三井住友カードは、今後顧客のさらなる利便性の向上のために、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに設置されている「ギフトカードモール」での販売ならびに利用可能店舗のインターネット加盟店への拡大についても検討を進め、同ギフトカードの利用拡大を図るという。