2012年7月29日9:00
ドイツのタクシーはほとんどベンツだ。なのでタクシーに乗るとちょっとリッチな気分になる。その気分をさらに盛りあげるサービスが登場した。
ドイツのベンチャー「マイタクシー(myTaxi)」と決済サービスを提供するワイアカード(Wirecard AG)の提携サービスだ。
タクシーを電話で配車依頼するのはもう古い。スマートフォンでマイタクシーのアプリケーションをダウンロードし、名前と電話番号、支払いに使うカード情報を入力する。
配車を希望する際には、アプリケーションを起動すると位置情報を検知し、スマートフォン画面に近くのタクシー位置をマップ表示。ドライバーの顔写真や名前、料金表、到着時間、タクシーから依頼者までの距離もポップアップする。
出発点と終着点をマップに入力すると、自動的にタクシー代金を算出することができる。
支払いはワイアカードに連携され、マイタクシーのアプリケーションにPIN入力すると、支払いが完了する。
お気に入りの運転手はアプリケーション内に登録し、次回に配車依頼できる。登録済みのタクシーは1.5万台だ。
ドイツではすでに30都市でサービスがはじまっている。ドイツ以外では、ウイーンやチューリッヒ、バルセロナでも利用できる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。