2012年10月2日9:00
スマートフォンをカード決済端末にするというムーブメントは拡大するばかりである。この市場にグルーポンも参戦した。
グルーポンは自社加盟店の決済をスムースにするため、グルーポンペイメンツ(Groupon Payments)を設立。まずはサンフランシスコのベイエリアでテストを実施し、全米に展開する。
特徴は最も安い手数料という打ち出し。グルーポンの加盟店の場合、手数料は1取引きにつき1.8%と0.15ドル。加盟店でない場合は2.2%と0.15ドルだ。
VisaやMasterCard、Discoverの3ブランドは上記価格だが、Amexの場合は3%と0.15ドルかかる。
どこよりも安いというのがグルーポンらしいが、グルーポン加盟店のVisa利用の場合、10ドルのトランザクションでは3.3%となり、Squareの2.75%やPayPalの2.7%より高くなる。Amexの場合はいうまでもない。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。