2012年10月28日9:00
英国人を対象にした現金利用の調査結果(Future of Money)が発表された。実施したのは英国のオンライン決済会社スクリル(Skrill)だ。
英国人は現金をいくらもち歩いているのだろうか。5ポンド以下(700円以下)という英国人は、実に3人に1人だった。現金をまったくもたない、という人は20人に1人だった。これはすごい。
日本で1,000円以下の現金しかもっていない人はどれくらいの割合になるのだろう。
今後20年間に物理的な現金はなくなると確信している英国人は、5人に1人強いた。数年後にデジタルウォレットやオンライン送金が増えると答えた人は、50%を超えた。オンラインショッピングだけで十分と回答した人は、10人に1人だった。
調査担当者によると、現金はクレジットカードやデビットカード、あるいはデジタルウォレットやモバイルウォレットに置換えられていることがわかった。
いますぐ現金がなくなればいいと考えている人は13%いた。今後10年間、現金利用が減ると考えている人は32%だった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。