2012年11月26日9:00
原子力発電の見直しで、電力供給量が危惧されているなか、スマートグリッド構想が日本でもようやく注目されるようにになってきた。
スマートグリッドとは、米国の電力送信網の弱さを解消するために生まれた構想で、コンピュータ技術を活用したスマートメーターによって需給バランスを最適化し、低コストでの電力配信を可能にする電力網である。
ブラジルや南米でこのスマートグリッドを展開するELOはプリペイド決済ソリューションのペイゴー(PayGo)と提携。ユニークな電気料金支払いサービスをはじめた。
ELOはブラジルでスマートメーターを提供するパイオニア。ペイゴーのスマートメーター決済をラテンアメリカの16カ国で提供することになった。
ペイゴーのスマートメーター決済はクラウドを活用したプリペイド決済。ラテンアメリカの電気利用者は、電気代を節約し、いつ、どのように、どこでいくら使ったかを管理できるようになる。
スマートメーターと連動した決済サービスはユニークだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。