2013年1月24日16:30
ジェーシービー(JCB)は、四国最大手のチェーンストアであるフジと、その子会社であるフジ・カードサービスと提携し、2013年3月1日から、「エフカ JCBカード」の発行を開始すると発表した。
エフカ JCBカードは、フジ独自の電子マネーである「エフカマネー」機能を搭載したJCBのクレジットカードで、利用に応じてフジ独自のポイント「エフカポイント」が付与される。貯まったポイントは、フジでの買い物の際に利用可能な割引券と交換可能だ。
具体的には、フジ直営店舗での買い物100円につき1点、JCB加盟店でのクレジットでの買い物200円につき1点が貯まり、500点貯まると、500円分のポイント割引券をフジ直営売場レジで発行する(金額はすべて税込)。また、エフカ JCBカードに付帯して発行するETCカードや非接触IC決済サービス「QUICPay」の利用もポイントの対象となる。
チャージ上限金額は1回あたり2万9,000円で、最大5万円まで入金可能だ。チャージ場所は、フジ直営レジ、サービスカウンター、エフカ専用チャージ機(一部店舗)となる。カードの有効期限は最終利用または最終チャージから2年間で、その間に利用がない金額は失効する。
なお、JCBとフジは2006年の提携以来、フジの顧客を主な対象としてJCBブランドのクレジットカードを推進してきた。今回両社は顧客へのさらなるサービス向上を目的に、ポイントがより貯まりやすく、また、電子マネー機能を搭載した新カードを発行する。JCBでは、四国・中国エリアでのさらなる会員基盤の拡大に取り組んでいく方針だ。