2013年2月27日9:00
米国国勢調査の報告によると、2012年のEコマース売上高は2,255億ドル(20兆円強)になった。日本の消費者向けEコマース市場規模は約9兆円だから、2倍強だ。
伸び率は2011年対比15.8%。日本は一桁に伸びが鈍化しているが、米国では大きくジャンプした。
最も売上高が多い第4四半期でみると、Eコマース小売売上高は595億ドル。実店舗も含めた小売総額は1.1兆ドル。そのうちEコマース市場はわずか5.4%である。
ただし成長率でみると、オンラインの小売売上高はリテール全体の伸びにくらべ3倍となっている。
オンラインサービスとオフラインの実店舗をシームレスにつなぐビジネスを展開しているところは強い。O2Oは小売で生残るための必須条件である。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。