2011年3月3日9:00
米国では景気が回復しているのだろうか。それともクレジットカード発行会社が不良なポートフォリオを切り捨てた結果なのだろうか。
米個人信用情報機関のトランスユニオンの発表によると、2010年第4四半期の90日以上延滞率は0.82%になった。これは前年同期比より32%のダウンで、大きく改善している。
トランスユニオンによると、景気の回復が一番の要因だという。
2011年末の90日以上延滞率は0.73%とさらに低下すると予測している。延滞率予想は景気の予想にもなる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。