2013年7月25日21:52
ネットプロテクションズは、同社の後払い決済サービス「NP 後払い」の利用者を対象に、「通信販売での決済方法に関する意識調査」を実施した。
その結果、通信販売の決済方法にクレジットカードを選択しなかった理由して、セキュリティ上の懸念(個人情報の漏えいや不正使用の不安など)を挙げる割合が2010年に比べ2013年は増加した。個人情報の漏えいの不安は25.9%から45.7%に、不正使用の不安は24.2%から31.1%になったという。
また、セキュリティ上の懸念から通信販売でクレジットカードを利用しなかった割合は、年代が上がるにつれて高まった。不正使用の不安は、10代の8.7%に対して60代以上は41.8%、個人情報漏えいの不安は10代の15.5%に対し、60代以上は55.1%と半数を超える人が不安を抱えているそうだ。
さらに、クレジットカードを利用しなかった理由としては、男女共にセキュリティに対する不安が挙げられるが、特に男性はセキュリティに対する不安が女性より強く、女性は男性より使いすぎの心配が強 い傾向にあるという。
また、初めて利用するネットショップにおける決済方法は、セキュリティ上の懸念から、代引きや後払い決済を選択する傾向にある。さらに、代引き決済を利用しなかった理由としては、男女共に配達時間に合わせることが面倒であるという理由が半数を超えた。また、女性は男性よりも、手数料の金額に対する意識が高い結果となった。