2013年8月16日9:00
PayPalは傘下のビルミーレイター強化に乗り出した。米国アライアンスデータがビルミーレイターの発行会社になる。
ビルミーレイターは、オンラインショッパーを対象に、ユニークな後払いサービスを提供している。米国オンラインショップ100社うち3割が採用。数千社の加盟店を保有している。
アライアンスデータは、ビルミーレイターの債権管理も引き受ける。
今回の提携は、後払いだけでなく、PayPalの地上戦略の一環として、オフライン店舗の開拓も含まれている。
アライアンスデータのハウスカード保有者は、PayPal決済を選択すると、PayPalに登録している国際ブランドカードも利用できる。これは2014年初頭にサービスインする予定だ。
PayPalはアライアンスデータとの提携で、リアル店舗での後払いも視野に入れている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。