2013年12月19日15:29
楽天カードは、中国の銀聯国際と加盟店業務において提携し、楽天カード加盟店で銀聯カードの取り扱いを開始すると発表した。第一弾として、楽天が運営するインターネットショピングモール「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」の決済手段の1つに銀聯カードが加わり、2013年12月19日から利用可能になった。
「Rakuten Global Market」における銀聯カードの取り扱い開始により、今まで銀聯カードで日本の商品を購入できなかった中国の銀聯カード会員も「Rakuten Global Market」で買い物ができるようになる。12月19日より約60店舗が先行して銀聯カードの取り扱いを開始し、今後は随時利用可能な店舗を拡大する予定だ。また、2014年春以降は「楽天市場」の店舗および楽天カード加盟店への銀聯カードの対応も検討していく。
楽天は、2008年から「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」を開始。現在、「楽天市場」の出店店舗の約4万2,000店のうち、約7,000店舗が海外向けにも商品を販売できる体制を整え、世界の200カ国以上へのファッションやアクセサリー、おもちゃなどを中心とした販売を行っている。また、銀聯カードは、全世界で約40億枚発行されている国際カードブランドで、世界約140カ国・地域の加盟店約1,800万店舗で利用できる。
なお、「Rakuten Global Market」の銀聯カード取り扱い開始に合わせて、同日から銀聯カード会員向けに、楽天スーパーポイントの付与が10倍となるキャンペーンを開始した。利用者は、2013年12月26日までに対象店舗から銀聯カードで1万円以上(税込み)注文した場合、付与される楽天スーパーポイントが10倍となる。約60店舗が対象店舗となり、中国で人気な日本ブランド商品をはじめとした数多くの商品を販売する予定だ。