2014年1月3日9:00
国際送金大手のマネーグラムは送金ネットワークを拡大しているが、ついに200の国と地域をカバーするに至った。
赤道ギニアとミャンマーの2カ国のエージェントと新規契約を結び、200という偉業を達成したのである。マネーグラムはエージェント窓口を通じて送金するウォークイン型のビジネスモデル。
エージェント型とも呼ばれる国際送金サービスの取扱高は送受金できる国を増やすことと、エージェント数を増やすことで拡大できる。そういう意味からも200の国と地域をネットワークしたマネーグラムは強い。
赤道ギニアでは最大の銀行CCEIとエージェント契約を締結。ミャンマーでは、AGD Bank、MC Bank、そしてTF Bankの3行と契約した。
両国のターゲットはいずれも銀行口座を保有していないアンダーサーブドと呼ばれる顧客。出稼ぎ労働者の海外からの送金と、国内から海外への送金の用法を狙っている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。